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第24号 平成15年1月1日 |
■目次■ |
・<新春> 玉林院住職 森 幹盛 |
新春 |
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![]() 絵 森 宗秋 |
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「降る雪や 明治は遠くなりにけり」(中村草田男氏) |
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玉林院住職 森 幹盛 |
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玉林院と私 第三回 最終話 |
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数寄屋師の根性 |
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京都工芸繊維大学名誉教授・玉林院修理委員会委員長 中村 昌生 |
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伝統建築学研究会は、志を同じくする匠たちの和やかな集まりで、勉強会が続きました。昭和四十四年お元気であられた笛吹嘉一郎会長が急に不帰の客となられました。あと西川富太郎さんに会長になって頂き、笛吹巌さんが入会されました。巌さんは一番お若く、この世界の将来を担って頂くホ―プとして期待されていました。 |
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動き始めた平成の大修理 |
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玉林院本堂修理事務所より[一] |
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修理担当 森田 卓郎 |
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待ち望まれていました、重要文化財玉林院本堂の解体修理工事がいよいよ始まりました。五年をかけての大修理工事で、その間、私たち修理を任せられた者が責任をもって実際に工事を進めてまいります。修理工事中は何かとご不便をおかけするかとは存じますが、みなさまのご協力をいただきながら平成の大修理を成就したいと念願しております。 |
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編集後記 |
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◆本堂修理が始まります。文才のなさを恥じながらも寺報「しょうりん」を発行し続けたのは本堂修理の成就を願ってのことです。「一念岩をも通す」この諺に励まされ「雨垂れ石を穿つ」の心でこれからも取り組みます。五年後の竣工式に皆様と喜び合えることを胸に描きながら・・・。 |
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