学び合い かかわり合い 育ち合いの保育
子どもたち(異年齢、障害を持つ子・持たない子)、親御さん、保育者、地域の方などの交流を大切にする保育

全生涯的視野で子育てを考える保育

一人一人の子どもたちが、それぞれが持っている個性や能力を豊かに引き出すことができる保育

−本堂礼拝−
 歴史ある寺院境内の保育園という環境を存分に生かし、精神生活も豊かな子どもに育てるべく、「仏教三綱領」を軸として月々の保育目標を立てています。幼児部になると、本堂での礼拝の時間があります。静かな雰囲気の中で手を合わせ、仏教のお話を聞いたりスライドを見ることによって、自分が生かされている大きな存在があることを感じ取ってくれることを願っています。

<仏教三綱領>
一、慈心不殺(じしんふせつ)/生命尊重の保育
二、仏道成就(ぶつどうじょうじゅ)/正しきをみて、絶えず進む保育
三、正業精進(しょうぎょうしょうじん)/よき社会人を作る保育


−設定保育−
 音楽、絵画、造形、運動、園外保育、お習字など、職員と専門の講師の先生方が協力して幅広く取り組んでいます。英才教育を施すことが目的ではなく、情緒豊かに、意欲的に、そして健康的な子どもたちであること、「お絵かきが苦手」「体操が嫌い」という子を一人も作らず、何をするにも喜んで取り組める気持ちが持てることをねらいとしています。


−お茶の時間−
 千利休は、大徳寺で禅を学ぶことにより茶道を開きました。大徳寺保育園では、開園当初から本堂でお抹茶をいただく時間を設けています。
 重要文化財に指定された落ち着いた建物の中で、楽しくお茶をいただくことにより、優れた文化を身近に感じ、人との語らいの楽しさ、相手のことを考え、人のために役立つことの喜びを感じてくれることを願っています。
 背筋を伸ばしてどっしり座ることによって、集中力も養えます。また、いろいろな物が様々な形で道具として役立っていることを知る中で、すべてのものに生命が宿るという「生命尊重」の心をも学び取ってほしいと考えています。


−動の保育−
 「静の保育」は、身体を存分に使って遊ぶ「動の保育」があってこそ効果が上がります。体操教室や園庭遊びに加え、大徳寺山内、船岡山公園、今宮神社など恵まれた環境を生かして動の保育に取り組んでいます。

 いずれにしても、子どもの興味を考えない押しつけの保育であっては全く効果がないことに留意し、情緒豊かなスケールの大きい人格の育成に努めたいと考えています。


−保育形態について−
 明治時代から続いた、“同年齢の子どもたちが年間を通じて同じ集団で保育を受ける”という保育の形が最近見直されています。様々な形の集団で、複数の先生たちとかかわり合うことが、幼児期には必要であると言われており、特に長時間(8〜11時間以上)を過ごす保育園では、重視されるべき要素です。
 大徳寺保育園では、子どもたちの伸びやかな発達を願って、保育方法に工夫を重ねています。「年齢差のあるたて割りの集団」「同年齢の子どもの集団」「少人数のグループ」など、保育内容によって適切なグループで保育を受けています。
 より良い環境と職員体制、いろいろなお友達や先生とのかかわり合いの中で、子どもたちが自身の力で成長していける保育を今後も考えたいと思っています。

たて割り保育
(3、4、5歳児混合)

生活面(食事・昼寝・おやつ・朝、お帰りのごあいさつ)
園外保育・お茶の時間
集団遊び・コーナー遊び

グループ別保育
(年齢別)

運動・絵画・造形・音楽など

小グループ・個別

お習字(5歳児)・楽器演奏など